ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2017.11.17 16:03

ゴー宣道場は炎上商法の対極にある

週刊文春の山尾氏大阪一泊出張の記事、

まったくタイトルのみが独り歩きした

スカスカの内容だった。

 

もう冒頭から、「おいおい……」と

言いたくなりました。

倉持氏がヒゲを剃った話を証言したという

ゴー宣道場関係者って誰なのー。

どこにいるのー。

ちっとも心当たりないんですけどーー。

現場の状況から推察するに盗み聞きか?

 

山尾議員のコメントにしても、前座的に語った、

地元秘書が弁護士に間違えられたエピソードだし。

ええ、取り上げるのソコ???

道場で重要な発言を多くしていたにもかかわらず完全スルー。

そのくせ記事のリードでは、

「『安倍政権に立ち向かう』と威勢はいいが、

その言葉は空しく響くばかり」とある。

本当に空しいかどうか。

意固地になって耳を貸さないのはどちらなのか。

 

道場でどんな議論が行われたのか、

こちらも完全スルー。見事なまでにスルー。

記事ではあっという間に「イベント終了後」になっている。

別にゴー宣道場の宣伝媒体ではないのだから、

あれこれ紹介してくれとは言わないけれども、

なぜ山尾議員が倉持弁護士を政策顧問にしたのか、

議論を聞いていればわかるはず。

小林先生も冒頭で説明しているし。

わざわざその部分だけ早めに動画配信しているし。

意固地になっているから見えないし、聞こえないのか。

 

そして倉持氏が「大阪の街に消えていった」と、

なんだか意味深に書いているけれども、

消えてないです。

会場から徒歩10分ほどの居酒屋に行ってます。

証言する人、30人くらいいるよ。

ついでに言えばガードもしてない。

ガードしてたスタッフって誰っすか・・・。

 

という具合に、あったことを

まるでなかったかのようにスルーし、

あり得ないことをあったかのように

思わせぶりに書くという、

これぞ「印象操作の見本」のような記事でした。

 

最後の最後でまたズッコケた。

「二人の関係を聞かれたくないなら、

本誌の前で堂々と潔白を証明したらどうか」

 

け、け、けっぱくをしょうめいするって、

どうすればいいわけぇ!?

いくら言っても信用しない相手に対して、
どうやって「ない」ことを証明するというのか。
どうしたら納得するというのか。
ほとんど言いがかりに等しい。

まさに、もはや、これぞ、「ザ・魔女狩り」。

 

 

金慶珠。

ゴゴスマをわざわざ録画して見たけれど、

週刊文春の記事をご丁寧になぞるだけ。

そして彼女のほぼ独壇場。

言っていることにめまいを覚えた。

山尾倉持の件は「ナントカ道場」の

話題作りだって。炎上商法だって。

ふざけんな。

何年も地道に続けてきたゴー宣道場に対する

侮辱以外の何物でもない。

そんなセコイこと誰がするか。

地に足つけて「現場」を持ち、常識とバランス感覚で

物事を見る力をつけよう、公について思考しようというのが

目的であって、それは炎上して有名になることとは対極にある。

なーーんにも理解してないくせに、よくあれだけ

おしゃべりができるもんだね。

 

もう自民党は憲法改正のための準備を着々と進めている。

来年1月の通常国会で自民党改正案を提出するという。

わけのわからない「潔白の証明」だとか「炎上商法」などと

言うことが、どれほど的外れなことか!!!
腹立たしい。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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